dalichoko

しょうもない

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ファッション イン ジャパン 感性の時代から没個性へ

4章 1980年代 DCブランドの最盛期 要するにバブルの時代である。当時バブルだとは誰も気づいていなかっただろうが、40年も過ぎて見ると街がなく身の丈にそぐわない事態が日本に起きていた。社会人になって先輩から「君たちには年金なんか出ないよ。…

ファッション イン ジャパン 消費社会を選択した日本

1章 1945年ー1950年代 戦後、洋裁ブームの到来 この時代になると『スタイルブック』や『暮らしの手帖』などが発刊され、外国ブランド、例えばクリスチャン・ディオールなどが紹介される。さらに戦後の娯楽として映画が大ヒットを飛ばし、『君の名は…

ファッション イン ジャパン 1945-2020 ー 流行と社会

戦前戦後を通じて、現代に至るまでの日本のファッション構造とトレンドを7章に分けて紹介し、最後の8章特にインタビューで綴るファッションの歴史と現代についての映像には衝撃を受けた。『ファッション イン ジャパン』 www.youtube.com 結論から言うと …

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑   Rabbit 2: The Runaway

『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』 www.youtube.com すごーく面白かった。大笑いの連続。 ビアトリクス・ポターの世界中で有名な原作をリアルに映画化したこのシリーズだが、実は原作者についてレネー・ゼルウィガーが『ミス・ポター』でうまく演じて…

スケーターガール 

Netflixで『スケーターガール』を鑑賞。 単純でわかりやすい映画だが、町山智浩さんの解説を聞くとよりこの映画を深堀りできる。これは単なるインドの片田舎に住む少女のサクセスストーリーではないということだ。 カースト制度は表向きはなくなったはずだ。…

映画大好きポンポさん

『映画大好きポンポさん』もしこの記事を読まれた方は、いますぐ近くの映画館でこの映画を上映している時間を確認してすぐにでも見に行くべきです。断言します。もちろん子供さん連れでもOKです。こんなに夢のある映画が、デフレでどうしょうもないこの国か…

RUN ラン

町山智浩さんの解説で面白そうと思って見ることにした。『RUN ラン』 「ディーディー・ブランチャード殺害事件」が元ネタになってるようだ。いわゆる毒親と子供の対決とでもいうことになるか。毒親というと『クルエラ』や『ウィロビー家の子供たち』をは…

隈研吾展 

今週のお題「100万円あったら」 フランスラグビーワールドカップツアーに行く www.youtube.com www.youtube.com 竹橋の近代美術館で隈研吾展を鑑賞。 じっくり鑑賞して、感想をどう書こうかと色々考えるのだが、結論から言うとこれを文字にしても意味がない…

ウィッシュ・ドラゴン Wish Dragon

今週のお題「575」 映画見て 思い出される いつか来た道 Netflixで『ウィッシュ・ドラゴン』を鑑賞。これは日本のいつか来た道でもある。 www.youtube.com 今回はこの映画とは少し違う話しから書こう。 昨年鑑賞した韓国映画『はちどり』や『82年生まれ、…

動物農場 G・オーウェル

今週のお題「575」 独裁者 いつの間にやら 支持してた まずは宮崎駿監督のインタビューをどうぞ。 → ”いま「動物農場」を公開する意味” www.youtube.com 1954年に作られた映画がリバイバルされた時のインタビューだ。 ジョージ・オーウェルというと『1…

アナザー・エナジー展 森アートミュージアム

今週のお題「575」今週のお題「575」 ”ささやかに 未来を憂う 美術館” いつもわれながらしょうもない記事を時々掲載しているが、今この国住んでいて、自分の国の将来を憂う人がどれだけいるのだろうか。少なくとも選挙の投票率が2割で自治体の長が決まっち…

田舎司祭の日記 Journal d'un curé de campagne

『田舎司祭の日記』を新宿シネマカリテで鑑賞。 ブレッソンの映画が復刻しようとしている折に、ミニシアターが多く集まる東京の映画館が封鎖され、期待を先延ばしにされてしまった。その中で唯一ともいえる本作を新宿で鑑賞できた。奇跡的とも言える。 ブレ…

HOKUSAI 

評論家の評価はいまとつだったようだが、個人的にはとても良かった。『HOKUSAI』とても感動した! くわしいレビューはこちらで探してね。 ← www.youtube.com 良し悪しを語るというより、この映画が必死に言わんとすることをひとつ絞るとすと、それは言論の自…

エデン 

Netflixオリジナルアニメ『エデン』を英語と字幕で鑑賞。 www.youtube.com デジタル2Dアニメはなんとなくジブリと細田守さんを混ぜた印象だったが、監督の入江泰造氏はあの傑作『僕らのウォーゲーム』の原画を担当されていたようだ。どうりでイメージが重な…