2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧
こちらは断然面白かった。すごく面白かった。 どう説明すればいいのかわからないが、とにかく素晴らしい作品だった。 記憶を失った少女が彼岸花が咲き乱れる島に流されているシーンから始まります。この小説は極めて映像的です。映画にすることも可能かもし…
www.youtube.com孤狼の血 LEVEL2 『孤狼の血 LEVEL2』を劇場鑑賞しました。 そうしましたら、なんと記念グッズとしてカードがもらえるのね。びっくりですよもう。びっくりすることばかり。 わたくし、、、正直言いますとヤクザ映画大っきらいな…
イギリスのブリストル出身のバンクシーが果たしてどのようなキャリアなのか謎のままだ。その地元のレコーディンズスタジオの壁画。 耳も塞がれ、口も閉ざされ、この作品ひとつでいま世界がどれほど住みにくい社会かを如実に示している。 バンクシー本人は壁…
シャマランの新作を鑑賞。その名も『OLD』 www.youtube.com 映画が始まる前、本人が出てきて本人の言葉で劇場鑑賞についての感謝の言葉などが述べられます。そして本人がこの映画に出てきます。こうしたいろいろな伏線が映画を最後まで誘います。 予告編…
www.youtube.com すごい!すごすぎる。勢いで映画も見てしまった。『BANKSY DOES NEW YORK』 この斜めの感じは坂を示してます。そして”ハクション!” バンクシーの存在は、オークションで高額取引されたことでより一躍メジャーになったが、それはごく最近の…
”The Breadwinner”は「稼ぎ手」という意味だろうか。日本語タイトルは『生きのびるために』。 奇しくも先ごろアフガニスタン政権がタリバンに制圧され、政権交代となったこの時期に、カナダの児童文学者デボラ・エリス(2001年)の原作を2017年に映…
『フリー・ガイ』『フリー・ガイ』 とてつもなく面白かった。平凡な生活を送る人々、それは自分も含むが、あらゆる人々に夢を与えるドラマだった。 www.youtube.com モブキャラという、ゲームの背景にしか存在しない人物が意思を持って世界を変える、という…
過ぎたトレンドなのだが、だいぶ前に『ドラゴン桜2』がドラマもマンガも終わったので、一応記事にしておこう。 家の近くでマンガをレンタルして、テレビも最初の2話ぐらいまでは見た。 前作、2003年から2007年まで連載されて、2005年からテレ…
『ザ・スーサイド・スクワッド 極 悪党、集結』 『ザ・スーサイド・スクワッド 極 悪党、集結』 www.youtube.com 前作の『スーサイド・スクワッド』をあわてて鑑賞して映画館に向かう。前作は正直言ってあまりしっくりこなかった。犯罪者集団を国家の防衛に…
戦前から歴史のある文学賞で、文藝春秋の全文掲載は時々読ませてもらっている。 まず、芥川賞は素人には手強い。純文学というジャンルに対し、どこまで感性を高めることができるか?は経験しかないだろう。正直言うとどの作品もあまり面白いとは思えない。面…
レイ・ブラッドベリの”Fahrenheit 451”初めて読んだ。フランソワ・トリュフォーによって映画化までされた有名小説。個人的にはマイケル・ムーアのドキュメンタリーが連想される。ほかにも何度かドラマ化されているようだが、仔細は省略する。『華氏451度…
ミュージカルというだけで得した気分になる。ボリウッドがハリウッドに逆輸入されたような映画。そして移民を襲う現代のハイパーインフレなども問題にしている。『イン・ザ・ハイツ』に感動! www.youtube.com この映画の魅力は、とにかく映像を駆使したミュ…
現代美術館で見逃したマーク・マンダースの作品が一部残っているとのことで、横尾忠則展の流れで見ることができた。とても良かった。 www.youtube.com マーク・マンダースが提示した”不在”を示す一連の展示には、時間の概念が示されている。そして時間に応じ…
映画に神が宿るといわれる所以は、編集だといわれる。この映画もまた不思議な編集効果によって、映画そのものが時代性を示している。『キネマの神様』 www.youtube.com 山田洋次監督が89歳だと聞いて、この映画がどれだけ貴重なものなのかを感じさせる。そ…
またまた義母からの推薦図書が届きました。今回は葉室麟さんの詩人についての作品。 大分の日田出身の有名な詩人、広瀬旭荘と妻の物語。私この人のこと全く存じ上げませんでした。 亡くなった葉室麟さんの作品は「影ぞ恋しき」や「草笛物語」「秋霜」あるい…
歴史を経済で読み解くってなかなか面白いですよね。上念司さんの著書を初めて読ませていただきましたが、目からウロコでした。とても面白かった。 本書は、歴史を読むというだけでなく、どの時代でも経済政策に生まれるある傾向などを現代に照らして、いわゆ…
www.youtube.com 先日、日経の「春秋」に凋落する日本の残された数少ない世界に誇れるものとしてアニメのことが紹介されていた。(気になる方はこちらをクリック。★)ここに書かれているような甘っちょろいアニメ業界ではないことは誰もが知るところだが、こ…
この一連の膨大な作品群を見続けるのはとてつもなく体力がいる。何しろテーマが広く情報量が膨大で、どの作品にも吸い寄せられるようだ。この迫力は現地で確認していただくほかない。 横尾忠則は歳を重ねるに従って、より内面へと進んでゆく。ひとつは「Y字…
広大なスペースをもつ現代美術の立体的な作品を次から次へと展示するここ東京都現代美術館で、なぜ横尾忠則が紹介されるのか?については、その場に行けばすぐわかる。彼が二次元的な”絵画”というフレームから逸脱して、抑えきれないインスピレーションを解…