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しょうもない

映画館に

ブロトピ:映画ブログ更新

 

関東に越してきて、何度か映画館に通うようになった。映画は映画館で鑑賞するのがいい。前期比9割以上減となった映画業界だ。今後も茨の道を歩むのだろうが、なんとか大勢の映画ファンが映画館に戻ってきてほしいと心から願う。

まずはそれだけだ。 

 

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名古屋のミニシアターで映画鑑賞してから、引っ越しを終えて最初に行ったのがイメージフォーラムだ。『コロンバス』は素晴らしい映画だった。いまどき見るアメリカ映画のうっとうしいぐらい騒がしい映画からすると、この静けさの中に古く良き日本映画の奥ゆかしささえ感じさせる。しかも建築に興味のある方なら、このモダニズムの世界を堪能できる素晴らしい空間。親子の複雑な関係をうまく表現する点も評価できる。

 

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そしてその翌日。近くのシネコンで見た『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』。これはどうしてかずっと涙が止まらない映画だった。なぜなのかいまだにわからないのだが、このような単純な物語に昨今老いた自分の涙腺は緩みがちだ。この貧しくも健気で美しい四姉妹。日本の『細雪』とは似て非なる世界。素晴らしい映画を映画館で体験できた。

 

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そして今日、『エジソンズ・ゲーム』を鑑賞。こちらはエジソンの知られざる世界を垣間見る。カンバーパッチの好演も見事だが、彼がサジェストした提案が死刑の電気椅子に使われる皮肉は見ていて胸が痛い。研究者と実業家は違う。映画の世界でも作り手と資本家は異なる。ここに出てくるワインスタインやモルガンなど、実在の人物をなぞる巧みな構成に圧倒された。製作過程はワインスタインに邪魔されて、最後まで大変だったようだ。

 

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いずれの映画館もまだまだ満席には程遠い。

しかも席を一つずつ間を空けて座る席次になっている。

それでも大きな画面から差し込む光と影の魔力に我々は吸い寄せられる。

奇しくもエジソンが電気事業に敗れた後に取り組んだシネマトグラフは、いまも我々にその魅力を伝えてくれている。

心からエジソンに感謝。

(=^・^=)

 

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