ソフィア・ローレンだったなら What Would Sophia Loren Do?
ソフィア・ローレンだったなら(2021年製作の映画)
What Would Sophia Loren Do?
こちらは最近Netflixからリリースされたソフィア・ローレンの新作です。彼女の息子エドアルド・ポンティが監督した映画だが、今回はこの映画のイントロデュースとも言えるドキュメンタリー映画。
ソフィア・ローレンと同じ時代を生きたイタリア移民の子が恋をして結婚して、ちょっと不倫しそうになったりして、子供が生まれ、そして残念なことに子供を一人失って、孫ができて大家族になって・・・という幸せや苦労を重ねた人生をソフィア・ローレンとソフィア・ローレンの映画作品に重ねるという映画。
企画レジーナ・K・スカリーが自分の母親ナンシー・クリスの話しを聞いてドラマ化したようだ。それにしても時は残酷だが優しい。2人の同じ世代を生きた女性と彼女たちの環境の変化。コンテストで優勝して女優になって映画監督と結婚して2人の子供をもうけたソフィア・ローレン。彼女の作品群の生き様が、ナンシーを励ましてくれる。
ソフィア・ローレンの作品の中で彼女がアカデミー賞を受賞した『ふたりの女』にフォーカスする。娘をまもろうと必死に生きる母親。しかし娘がレイプされるという残酷なシーンがある。極めて残酷なシーン。ナンシーはこのシーンを自分に重ねて、守れないこともある、という残酷なときをじっくりと振り返る。
それにしてもなんと2人の美しいことか。ナンシーの美しさも素晴らしいが、やはりソフィア・ローレンの魅力が満載だ。子供の頃ソフィア・ローレンというとこわい感じのおばさんだったが、いまこうして振り返ると、なんと美しく闊達な女性か。感動で涙に震える。
最後にこの2人が初対面する劇的なシーンで締めくくる。画面の向こう側の憧れ。人生を重ねてきた幻想が本物になった瞬間。感動はさらに高みに至る。素晴らしい映画だった。
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