dalichoko

しょうもない

2001年宇宙の旅

にほんブログ村 映画ブログへ


www.youtube.com

世界映画史上の最高傑作であり、最難解映画でもある『2001年宇宙の旅』を日本橋で鑑賞。まず、劇場が満席だったことに感動する。朝9時15分の回が満席である。午前十時の映画祭が復活したこともあって、大勢のお客さんがここに集まっている。それこそ老若男女。映画は本来劇場で見るべきものであることは間違いない。もちろん多様性の時代で、家で映画を見る人も大勢いるが、やはり映画は映画館で見たい。

f:id:chokobostallions:20210711185513j:plain

ここで自分の解釈を並べるのは意味がない。このしょうもないブログの意味さえもないのに、映画のことをあれこれ今さら書いても、誰も納得しない。だったらいっそのこと町山智浩さんの解説を聞いてもらうのが合理的だ。90分ほどかかるが、この映画を理解したければ町山さんの解説がいちばん面白いしわかりやすい。

f:id:chokobostallions:20210711190045j:plain

自分がこの映画を見たのは1978年、場所は銀座のテアトル東京。千人以上入る大劇場で、朝一番の回に友達と並んで鑑賞した記憶がある。中学生だった。その興奮がいま蘇る。何度見てもその先見性というか先進性に驚かされる映画なのだが、まず最初に真っ暗な画面に重低音の音が延々と流れる。これ実は『風と共に去りぬ』でも経験したのだが、昔はこういう始まりが多かったようだ。理由は大劇場に観客が着席できるまでの配慮とも言われるが、この映画に関しては間違いなくここから映画体験は始まっている。

f:id:chokobostallions:20210711190914j:plain

テアトル東京の2階席から見下ろすような大画面に圧倒され、シネラマという巨大スクリーンに圧倒され、映画そのものは全く理解できなかった。ただただスターゲートのシーンの印象だけがフラッシュで脳裏に焼き付いた。それを思うと、スクリーンの規模は小さいが、当時の映画体験を音響面や画質処理などで最善の努力で再生してくれた「午前十時の映画祭」には感謝しかない。

f:id:chokobostallions:20210711191240j:plain

映画が公開された1968年から10年経過して、映画の未来はまだまだほど遠い世界だった1978年。多感な中学生が意味もわからずこの映画を鑑賞したことが懐かしい。映画は時間の芸術だ。映画そのものの時間と、映画が作られた時代という時間、そして名作が何年経っても”映画館で”大勢のお客さんに見てもらえるという超越した時間。この映画のスターゲートのようなタイムリープが実際に起きている。この感動が映画をやみつきにさせる現象なのだと思う。

f:id:chokobostallions:20210711191812j:plain

(=^・^=)

 ★

 にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

ブロトピ:映画以外の記事で!ブログの更新をブロトピしましょう!!

こんなブログもやってます(=^・^=)

KINENOTE
Filmarks
Muragon
seesaa
Livedoor
楽天ブログ
ameba
wordpress
Hatena
にほんブログ村
人気ブログランキング
Twitter
Facebook

 にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へ

にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツ好きへ

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ

 
 
 ★