dalichoko

しょうもない

ドラゴン桜2 

過ぎたトレンドなのだが、だいぶ前に『ドラゴン桜2』がドラマもマンガも終わったので、一応記事にしておこう。
家の近くでマンガをレンタルして、テレビも最初の2話ぐらいまでは見た。
 

 
前作、2003年から2007年まで連載されて、2005年からテレビで放映されたときも盛り上がったが、少なからず阿部寛さんのキャラがもたらすカリスマ性が注目度を上げたものだったと思う。
今回、テレビはほとんど見ておらず、マンガだけの比較になるのだが、前回シリーズで落ちこぼれから東大合格を成し遂げた矢島が髭面で登場する。彼は東大を出て、国家公務員になるがすぐ辞めてNGOに参加しているとい設定だ。彼が受験生を目の前に「東大とか行っても、なんの意味もない!」と断言するあたりが象徴的だ。

f:id:chokobostallions:20210822201912j:plain

散々受験生を煽っておいて、要所で逆説的な刺激を与える。使われる者になるのではなく、世の中のルールを作る側になるため東大を利用せよ、というのがこのドラマの共通するテーマだ。
そしてもうひとつ。
このドラマがドラマとして成立している要素に、受験生の家庭環境がある。彼ら彼女らの家庭環境は必ずしも恵まれたものではない。東大合格まで最も近い存在の女子、早瀬はつねに張り詰めて貪欲だが、最後に家庭環境が脆弱であることを見せる。

f:id:chokobostallions:20210822202901j:plain

こうした様々な人生が、東大という目標に向けて展開する。そして彼らを支える桜木ほか教師陣もまた、彼らの学力だけでなく、生活面あるいは性格の波を捉えてフォローする。2003年版と比べて、今回大きく変化したのはネット、SNSなどを使ったやり取りが増えたことだろうか。こうした変化の上に、学校経営そのものが脅かされる局面などもあって、最後まで全く気の抜けない展開が素晴らしかった。実に面白かった。
・・・
・・・
さて、ことはこれで終わらない。
前述の矢島が東大を辞めて生きがいを見つけているのに反して、世の中の現実では、東大出の犯罪者が官僚になって税金を横領する、という事件が起きている。
間違えたくないのは、東大がゴールではないということだ。
元に、現在の閣僚を支える官僚のほとんどは東大出身だろうが、やってることは犯罪者
あるいはヤクザと変わらない。いやそれ以上にひどい奴らだ。このことはまた別のブログでぶちかましたい。(←こちらを押してジャンプしましょう!)

f:id:chokobostallions:20210822203545j:plain

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村
 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 
 ★