ドーナツ経済
イギリス人のケイト・ラワーズさんが書いた本をたまたま見かけて衝動買いしてしまいました。
なかなか重みのある本なので、正確にこの著書のすべてを伝えることはできませんが、要するに昨今企業にも求められているSDGsにまつわる話題とも言えます。ただし、単に環境について掘り下げるという話題ではありません。
「いかに学んで、忘れ、ふたたび学ぶか?」トフラー
「実務家は過去の経済学者を盲信する。」ケインズ
「最初に学んだことをあとで捨てるのは難しい」シュンペーター
など、いかに古い考えから脱却するか?という前提条件を置いているわけです。答えは極めて簡単なのだが、簡単なことを理解できずに人類は存亡の危機を迎えている。断崖絶壁です。
最初からびっくりするのだが、ラワーズ博士は「巣の中のカッコウ」について説明する。ミロス・フォアマン監督、ジャック・ニコルソンとルイーズ・フレッチャーなどがアカデミー賞を獲得した『カッコーの巣の上で』がよぎる。刑務所かた逃れるために精神疾患を装って精神病院に入院し、その抑圧的な環境と戦うという物語。
日頃捨てられる食料の10%で世界中の飢えをなくせるとか。都市人口が全人口の半分を超えたとか、数字を羅列することだけでこの著書の危機意識が伝わります。
つづく(=^・^=)
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貼りました。みつけてみてくださいね。