これはつまり、ヒラリーが楽勝するだろうと言われた2016年の大統領選で破れた民主党の選挙参謀が激戦区(スイング・ステート)を取り返すために、ウィスコンシン州の田舎の町長選挙に進出して起死回生を狙うという話しだ。
すっごく面白いです。とてつもなく面白い。2011年の『スーパー・チューズデー』に近いといえば近い映画なのですが、作り手がジョン・スチュワートだという点で大きく違います。大爆笑コメディです。
民主党の参謀としてスティーブ・カレル演じるゲイリーが乗り込みますが、乗り込んだ町の人たちは皆さんフレンドリーなんですね。違和感があるほどフレンドリー。そして共和党の参謀としてローズ・バーンが乗り込んでガチの戦いになります。民主党の候補がクリス・クーパーです。
この人見るとどうしても『アメリカン・ビューティー』を思い出します。怖い顔です。彼の中心に、この町長選挙に大統領選挙並みの人材と資金を集めてどんどんエスカレートしてゆくという話しです。
ここまでだったら単なるコメディでおしまい、となりますが、ここはジョン・スチュワートのことですから、ただでは終わりません。見る者が言葉を失うとうな「ええええ!」というような驚愕のラストが待っています。「まさか!」というようなエンディング。そしてエンドロールには本物の・・・
これね、日本も総選挙近いですよね、きっと。
この映画を見て冷静で良識のある行動を多くの方がされることをお勧めします。もうびっくりですよ、ほんと。
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貼りました。みつけてみてくださいね。