dalichoko

しょうもない

クーリエ:最高機密の運び屋

圧倒された。
このTrailerを見ただけでは、この映画の真意は伝わらない。(その意味でよくでた予告編である。)

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ここでいう『運び屋』は、冷戦時代のキューバ危機前後が舞台だ。フルシチョフ政権時代に実際にあった話しだそうです。東欧を仕事で頻繁に出張する有能なビジネスマンに目をつけたMI6が、ロシア高官との情報連絡に使われたというお話。

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頻繁に主人公とロシア高官の行き来が行われるうちに、二人には不思議な友情が芽生える。緊迫した状況の中で生まれる友情は強い。しかし過度な接触は疑いのターゲットとなる。この付かず離れずの微妙な関係を映画はうまく演出する。

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ソビエトが革命直後のキューバに秘密裏の軍事施設を建設している証拠をとらえ、その情報を運ぶために監視下にあるモスクワで二人がどのように接するのかを緊張感たっぷりに描く。そして衝撃の後半へ・・・

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言葉の通じない機内でアナウンスがあってからのドキドキするシーンは臨場感たっぷりだ。心臓が口から飛び出しそうな緊張感。

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主人公の奥さんを演じるジェシー・バックリーは、このブログでも紹介した『もう終わりにしよう』で好演した女優。特にベネディクト・カンバーバッチの命がけの名演は胸に刺さる。
 
冷戦渦の抑圧状態を「コロナ禍」として読み取ることもできる現代性。なによりイギリスとロシアを結ぶ友情を超えた関係が涙を誘います。ある素晴らしいシーンではもう嗚咽するほど感動した。
(=^・^=)
 

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