ジェームズ・ボンドとして Being James Bond
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先ごろ公開された『ノー・タイム・トゥ・ダイ』が大ヒットする中で、ジェームズ・ボンドを15年間演じてきたダニエル・クレイグのドキュメンタリーが紹介されています。『ジェームズ・ボンドとして』というタイトルのドキュメンタリー。
非常にセンチメンタルなドキュメンタリーです。ダニエル・クレイグがボンド役に選ばれたときの報道がかなりネガティブで批判的でした。確かにボンドになる前の彼の印象は、個人的には『ロード・トゥ・パーディション』のどら息子の印象しかありませんでしたね。主役というよりは個性的な脇役という感じ。
ところが『カジノ・ロワイヤル』が素晴らしい作品だったこともあって、これまでより少し背の低いジェームズ・ボンドはすっかり定着しましたね。ロンドン五輪でエリザベス女王本人をエスコートするオープニングには驚きましたね。まさに『女王陛下の007』。
ダニエル・クレイグがボンド役を務める間に、シリーズも進化を続けます。『スカイフォール』と『スペクター』は『アメリカン・ビューティー』や『ロード・トゥ・パーディション』のサム・メンデスが監督となり、1995年の『ゴールデンアイ』からM役を務めたジュディ・デンチが終わりになるシーンなどが紹介され涙を誘います。今思うと、ボンドにとってジュディ・デンチのMは女王そのもののようでした。
過去にボンド役を演じた大物俳優たちは、ボンド時代よりもその後の俳優としての生き方も注目されます。ショーン・コネリーやピアーズ・ブロスナンなど、ボンド後も活躍する方と、あまり目立たない方とに分かれます。53歳のダニエル・クレイグは俳優としての大半をボンドに費やしましたが、これからの活躍にも期待したいですね。
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