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しょうもない

それでも映画は「格差」を描く 町山智弘著

この本についてブログで記事を書こうとすると大変なことになるので、何も書かない。

とにかく「たったいま読むべき本」ということしかない。いま読まないと後悔する。

ゼッタイに後悔する。

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もっとも驚くことは人類がこの問題に対し、古くから懲りていないという点について「チャップリン」を題材に示したことだ。チャップリンの映画は放浪者チャーリーを描く。放浪者とは浮浪者、すなわちホームレスだ。モノクロサイレント映画時代の大恐慌から、人類は全く懲りることなく資本主義経済を「民主主義」だと決めつけている。実は資本主義も社会主義もどちらも「民主主義」ではない。民主主義など実は存在しないのだ。存在しない幻想のような「民主主義」を是としている以上、人類の本当の進化系は来ない。生まれたときからの富豪は死ぬまで困らない。貧しい生れの者はどんなにあがいても貧しさから抜け出すことができない。

町山さんは、日本の税制についても言及していて、かつて高所得者や大企業に課していた高い税金が減税されたことの効果も丁寧に解説している。実に読み応えのある本だ。

選挙が近い。この本を読んで判断するのもいいだろう。 

あるいはこの動画(ちょっと長いけどね)を見るのもいい。

 


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