dalichoko

しょうもない

デリー、ベリー Delhi Belly

こちらもNetflix映画。インド映画ですね。
すっごい面白かった!『デリー、ベリー』。あの『きっと、うまくいく』で大きな感動を及ぼしたアミール・カーンが製作に関わっているようで、このドラマに出てくる三人組も、もしかしたら『きっと、うまくいく』をなぞっているのかもしれません。

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主人公はさえないジャーナリストのタシ。そして彼の部屋に居候する太った写真家と気の弱いイラストレーターが同居してます。家賃を払うのも苦労している三人。映画の冒頭は空港です。これも『きっと、うまくいく』と同じかな。ここでロシア人の男性が若い女性に何か手渡ししています。彼女はどうも運び屋らしい。そしてこの彼女が実は主人公のフィアンセで、タシのアパートに現れるんですね。そしてその”ブツ”を同居している写真家に預けてしまいます。ところが写真家は急にお腹が痛くなってイラストレーターに自分の検便とブツの両方を託すのですが、イラストレーターはそれを間違えて運んでしまいます。

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そしてブツを受け取ったのはどうも犯罪組織で闇取り引きをする集団。そこに届けられたのまブツではなく検便で・・・というと、ちょっとこのあたりから下品な話になるのでやめますけど、まぁ食事中にこの映画を見るのはやめたほうがいいでしょうね。

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とにかく展開が早すぎて目が離せません。主人公のタシは金持ちのフィアンセよりも心を惹かれる女性が現れて二者択一を迫られるシーンがあります。ブツを三人が盗んで宝石商に売りに行くシーンがあるんですけど、ここが実に面白い。ブツを900万ルピーという大金で横流しすると、犯罪組織がフィアンセを人質にしてブツを返せと要求してきます。しかたなく900万ルピーとブツを引き換えに宝石商に相談すると、900万ルピーの3倍出せ、と要求してきます。わずか数分前に900万だったものが数分後に3倍になる。これハイパーインフレですね。本当にあったことなんですよ、第一次世界大戦後のドイツとかで為替に反映すると分単位でインフレが起きていた。
面白いなぁ、これ。
インドが都市化を進めていて、日本やアメリカと同じで、格差がどんどん広がっていることをこの映画は側面で主張しているのではないでしょうか。インド映画らしい踊りなどもあって実に見応えのある映画でした。
すっごく面白かった!!
(=^・^=)
 
 

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