令和三年十二月上席 浅草演芸ホール
柳之助師匠の落語をお目当てに、一人で浅草演芸ホールに向かった。
東武線の終点浅草駅の進行方向最後尾の階段を降りて改札を出て左に向かい、伝法院通りを突き進むと、ちょうど六区通りに出る。この日は日曜日だったので、朝10時前でも仲見世は大賑わいで、伝法院通りから進んだ道と交差するあたりはもう大混雑。
11時の開場には少し早いので、カフェで読書しながら時間をつぶす。マンション管理員の本が実に面白い。とてもうまく構成されている。
11時少し前に木戸銭売り場に並ぶ。ホールは喚起を意識しているようだ。いいことだ。
中に入ると、どうやら常連のお客さんで前の席は占領されている。和服のご婦人は寄席が初めてなのか始終大笑いされていた。なるほど、寄席ってのは雰囲気で笑いを誘う。
12時の開演まで1時間もあるのだが、実はここで前座さんの落語を聞くことができる。
幸路さんの「牛ほめ」、紅希さんの「真田幸村大阪出陣」をたっぷり。若い落語家さんや講談師のお話。
古今亭今いちの「加湿器」。自分の離婚ネタなども交えて朝から大爆笑を誘う。
カントリーズに続いて、美人の三遊亭藍馬の「真田小僧」
春風亭小柳(こりゅう)の「つる」に続いて、北見翼のマジック。彼はハンサムだね。
そして前座の紅希さんの師匠、神田紅さんの講談は「春日局」。毎回思うのだが、紅さんの講談はすごいは迫力を感じる。そして時々講談の中に政治ネタをちらりと混ぜるのね。うまいね〜
そして前座の紅希さんの師匠、神田紅さんの講談は「春日局」。毎回思うのだが、紅さんの講談はすごいは迫力を感じる。そして時々講談の中に政治ネタをちらりと混ぜるのね。うまいね〜
そしてお目当ての春風亭柳之助は「時そば」。何度聞いても大爆笑。
この後、ナオユキさんや左右喜(うさぎ)さんや楽輔さんのお話を聞いて楽しんだ。
笑う門には福来たる。なんかスッキリしますよね、寄席ってね。
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貼りました。みつけてみてくださいね。