サンダーバード55 GOGO
新宿ピカデリーで鑑賞。
朝一番の回になんとな間に合って、ピカデリーに入ると、サンダーバードのレプリカが並んでいた。
考えることは皆同じ。
ピンクのロールスロイスはさすがに見たことがない。
劇場は満席。公開二日目ということもあってこの満席なのだが、隣の席がなぜかいくつか空いている。と、思ったら溢れそうな大きなポップコーンと飲み物を一人ひとり持ち抱えた家族連れと思しき方が隣の席に座る。そして予告編の間、ずーーーーーーっtpポップコーンをむしゃむしゃむしゃむしゃ食べている。これはこれで楽しそうでいいね。むしゃむしゃむしゃ・・・ずっとコロナ中、静かな映画館しか知らないので、こういう喧騒も映画だよな、と嬉しくなる。楽しい映画鑑賞が帰ってきた!
と、
思ったら、隣の彼女は映画が始まるとともにずーーーーーっと爆睡していた。彼女は映画館にポップコーンを食べに来ていたのだ。それはそれでいい。映画館がポップコーンを楽しむ場であっても、空席の目立つ劇場よりはましだ。
今年60になる自分はというと、映画が始まって「ファイブ!」というカウントダウンが始まっただけでポロポロ涙がこぼれてくる。あのサンダーバードがこの大きなスクリーンに映し出される。そしてあのぎこちない動きや人形劇に使われるコードがそのまま映し出されるのである。これはすごいことだ。
映画はほとんどペネロープが主役だ。満島ひかりさんがうまく演じていた。ペネロープがパーカーをこき使う話しで終始する。このドラマがこれほど洒脱でおしゃれなドラマだったとは知らなかった。幼い頃はメカのシーンにばかり目が奪われていたが、当時とは全く違うシーンが気になった。とてもいい体験。映画がエンターテイメントであり、そしてポップコーンでもなんでもあり、という仕組みを堪能できた。うれしかった。
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貼りました。みつけてみてくださいね。