バンクシー展 天才か反逆者か
昨年の夏に寺田倉庫で体験したバンクシーとはまた異なる視点の展覧会であった。面白かった。
バンクシーがテーマとする様々な作品の中でも、特に過激な分野をチョイスしている。政治、文化、倫理、戦争。これに加えて個人的に最も興味をそそられるのが経済だ。彼は資本主義を真っ向から否定している。
例えば「消費」という作品や、「セール・エンズ」という作品などにその露骨な反資本主義、反消費社会というメッセージが詰め込まれている。
「フェスティバル」という作品のサブタイトルは”デストロイ・キャピタリズム”だ。
行列の先でTシャツが売られていて、そこにはDestroy Capitarismの文字。まだある。
この犬が蓄音機のスピーカーに向かってバズーガをぶっ放そうとする作品もまた、進化への否定であり経済を皮肉っているように受け取れる。
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貼りました。みつけてみてくださいね。