パーム・スプリングス Palm Springs
『パーム・スプリングス』(じっくり解説は←へ)
タイトルはアメリカのカリフォルニアにある都市、というかここではほとんど砂漠で劇が進行する。砂漠の結婚式から始まって、そこで不思議な男女が出会って、同じ日を何度も何度も、そして何度も何度も繰り返す、というお話。何度も何度も。
なんでまたこんな映画ができたのだろう。俳優はJKシモンズ以外は全く知らない俳優ばかり。JKシモンズはここで重要な役で出てくる。彼が出てきただけで「何かありそうだ」と思わせる。実際のところ、ラストシーンのエンドロールの途中で彼は再び重要なシーンで登場する。ラストシーンの彼の表情に注目である。
とにかく同じ一日を延々と繰り返す。一日の終わり方はそれぞれ違うのだが、また同じ日が始まる。どうも男性のほうはすでに同じ一日を何千日も繰り返しているらしく、生活がパターン化している。付き合っている女性が別れを告げるのを、全く同じタイミングで言葉を重ねるというシーンは笑った。
後追いでこの世界に舞い込んでしまった女性のほうは、なんとか必死になってこの繰り返しの日常から脱出しようと努力する。量子力学を学んで脱出するために勉強を繰り返すなど、努力するあたりは実にユニーク。確かにもし自分がこうした繰り返しのタイムリープに陥ったら諦めるか脱出を試みるかのどちらかだろう。
とても不思議な映画だった。もちろんコメディなのだが、なんとなく笑えないシーンなどもあり考えさせられた。
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