dalichoko

しょうもない

GENKYO 横尾忠則はどこへ行くのか

この一連の膨大な作品群を見続けるのはとてつもなく体力がいる。何しろテーマが広く情報量が膨大で、どの作品にも吸い寄せられるようだ。この迫力は現地で確認していただくほかない。 横尾忠則は歳を重ねるに従って、より内面へと進んでゆく。ひとつは「Y字…

GENKYO 横尾忠則とは何者か?

広大なスペースをもつ現代美術の立体的な作品を次から次へと展示するここ東京都現代美術館で、なぜ横尾忠則が紹介されるのか?については、その場に行けばすぐわかる。彼が二次元的な”絵画”というフレームから逸脱して、抑えきれないインスピレーションを解…

GENKYO 横尾忠則

www.youtube.com ちょっとショックが大きかった展示だ。 GENKYO 横尾忠則 ショックの要因は、自分がいかに横尾忠則を知らなかったか?というショックが大きい。この偉大で突然変異のようなアーチストをある意味否定し、ある意味肯定していた自分がいて、大島…

マン・レイ 女性たちの今

マン・レイの作品をじっくり見据えつつ、彼の生きた時代、つまり1920年代以降のあらゆる時代に思いを巡らせる。狂騒の時代と言われる1920年代は、日本でいえば高度経済成長からバブルに向かう時代。そんな時代にマン・レイは多くの文化人や著名人と…

マン・レイと女性たち

www.youtube.com マン・レイを語るのはとてもむずかしいのだが、10年前に六本木で展示されたあの作品群とは少し趣を変えて企画された今回の展示は”女性たち”を軸にマン・レイの本質に迫ろうとする。何しろダダイストでシュルレアリストの彼の作品群は、画…

沖縄を見よ

去年沖縄へ旅行に行く予定がcovid19のおかげでキャンセルにした。行っても良かったのかもしれないと後悔している。行くと決めたら行くべきだ。行かない理由は“他者”。沖縄へ行って感染して、帰って誰かにうつしたら・・・というロジック。自分ではなく他者と…

83歳のやさしいスパイ

www.youtube.com これね、コメディタッチのドキュメンタリーですごーく面白いんですけど、面白いだけでは足りないことはダイレクトに描かれてます。町山智浩さんがラジオで解説されていましたが、とても感動しました。 高齢老人が高齢者施設に潜入して、依頼…

17歳の瞳に映る世界

これは『17歳の瞳に映る世界』という映画じゃない。 オリジナルタイトルの四択、 Never Rarely Sometimes Always を選ぶあるワンシーンの意味を探る映画だ。すごい映画。 www.youtube.com これはもう見ていただくほか説明ができない映画。ダルデンヌ兄弟が…

少年の君

www.youtube.com 『少年の君』を鑑賞。心を揺さぶられる傑作だった。思っていた以上に圧倒された。 予告編などでもわかるとおり、いじめの映画だ。暗い映画だが、町山智浩さんがラジオで絶賛していて、しかもキネノートの視聴者ランキングでも高得点というこ…

ブラック・ウィドウ Black Widow

マーベルの『ブラック・ウィドウ』を鑑賞。 www.youtube.com 『ブラック・ウィドウ 』については町山智浩さんがラジオでも盛んに宣伝してますし、映画ムダ話でも詳しくお話されてますので、そちらのほうが専門的で面白いですね。こんなしょうもないブログ読…

竜とそばかすの姫

www.youtube.com 細田守監督の新作『竜とそばかすの姫』が公開された。素晴らしかった。 細田守監督の一連作品としては、2009年の『サマーウォーズ』以来のネット社会を扱う作品で、その前の『ぼくらのウォーゲーム』から20年。特に『サマーウォーズ』…

ボイス+パレルモ

難解なボイスの展示を久しぶりに鑑賞できてとても良かった。本当に良かった。 www.youtube.com 本展はヨーゼフ・ボイスと弟子のブリンキー・パレルモの共同企画。場所は北浦和駅の近くにある近代美術館。この2人は必ずしも仲が良かったわけではないそうです…

ボルタンスキー Boltanski

今朝残念なニュースが入ってきた。 フランスの偉大なアーチスト、クリスチャン・ボルタンスキーが亡くなったのだ。 『心臓音のアーカイブ』を訪れた日は忘れない。素晴らしい体験。 夏の暑い日に歩いて歩いて歩いて、海へ海へと続く道。途中でハンバーガーか…

ライトハウス

ライトハウス 灯台のことですね。灯台守の話し。ホームページにこの映画の詳細がネタバレ覚悟でたくさん書いてあるので、そちらをお読み下さい。こんなしょうもないブログ読むんなら、ホームページがいいです。とても面白い。公開二日目の午後にシャンテで鑑…

2001年宇宙の旅

www.youtube.com 世界映画史上の最高傑作であり、最難解映画でもある『2001年宇宙の旅』を日本橋で鑑賞。まず、劇場が満席だったことに感動する。朝9時15分の回が満席である。午前十時の映画祭が復活したこともあって、大勢のお客さんがここに集まっ…

恐怖のセンセイ

Art of self defence 日本語タイトルが『恐怖のセンセイ』。これイマイチですね。 にほんブログ村 ブロトピ:映画以外の記事で!ブログの更新をブロトピしましょう! 暴漢に襲われた弱々しい会社員がピストルを買いに行くと「数週間かかる」と言われ、その帰…

プロミシング・ヤング・ウーマン

にほんブログ村 ブロトピ:映画以外の記事で!ブログの更新をブロトピしましょう!! www.youtube.com あらかじめいいますが、こんなしょうもなブログ読むぐらいなら、ほかのことやったほうがいいと思いますよ。この記事読んでも時間のムダですからね。時間…

もう終わりにしよう。  

I'm Thinking of Ending Things もう終わりにしよう。Netflix映画。 www.youtube.com ちょっとこれ、難しかった。わからなかった。どう感じていいのかまるでわからなかった。もしこれを徹底的に理解したいなら、町山智浩さんの映画ムダ話を聞いていただくほ…

ゴジラvsコング GODZILLA VS. KONG

六本木で『ゴジラVSコング』を鑑賞。 コロナの影響で公開延期になったがやっと鑑賞できました。 www.youtube.com 前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』から2年。もうどんな話しだったかも忘れてしまうほど激しい映像でしたけど、ゴジラ以外にギドラが…

1984年 ジョージ・オーウェル

とても怖かった。1940年代に生まれた1984年を予言する書を2021年に読むという行為。80年近い時間の中間点が1984年となる。簡単に言うと、 日本の言論統制を示すドラマ である。笑い事ではないのである。 世界は第三次世界大戦後、3つの国…

ファッション イン ジャパン 再び国民服へ

くどくど書いたファッション史もこれで最終回にしよう。 7章 2010年代「いいね」の時代へ ここからの日本は転落の一途。し1990年代後半に起きた大きな震災から連鎖するように震災、災害が続いてゆく。小松左京の「日本沈没」状態といえる。持続可能…

ファッション イン ジャパン 感性の時代から没個性へ

4章 1980年代 DCブランドの最盛期 要するにバブルの時代である。当時バブルだとは誰も気づいていなかっただろうが、40年も過ぎて見ると街がなく身の丈にそぐわない事態が日本に起きていた。社会人になって先輩から「君たちには年金なんか出ないよ。…

ファッション イン ジャパン 消費社会を選択した日本

1章 1945年ー1950年代 戦後、洋裁ブームの到来 この時代になると『スタイルブック』や『暮らしの手帖』などが発刊され、外国ブランド、例えばクリスチャン・ディオールなどが紹介される。さらに戦後の娯楽として映画が大ヒットを飛ばし、『君の名は…

ファッション イン ジャパン 1945-2020 ー 流行と社会

戦前戦後を通じて、現代に至るまでの日本のファッション構造とトレンドを7章に分けて紹介し、最後の8章特にインタビューで綴るファッションの歴史と現代についての映像には衝撃を受けた。『ファッション イン ジャパン』 www.youtube.com 結論から言うと …

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑   Rabbit 2: The Runaway

『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』 www.youtube.com すごーく面白かった。大笑いの連続。 ビアトリクス・ポターの世界中で有名な原作をリアルに映画化したこのシリーズだが、実は原作者についてレネー・ゼルウィガーが『ミス・ポター』でうまく演じて…

スケーターガール 

Netflixで『スケーターガール』を鑑賞。 単純でわかりやすい映画だが、町山智浩さんの解説を聞くとよりこの映画を深堀りできる。これは単なるインドの片田舎に住む少女のサクセスストーリーではないということだ。 カースト制度は表向きはなくなったはずだ。…

映画大好きポンポさん

『映画大好きポンポさん』もしこの記事を読まれた方は、いますぐ近くの映画館でこの映画を上映している時間を確認してすぐにでも見に行くべきです。断言します。もちろん子供さん連れでもOKです。こんなに夢のある映画が、デフレでどうしょうもないこの国か…

RUN ラン

町山智浩さんの解説で面白そうと思って見ることにした。『RUN ラン』 「ディーディー・ブランチャード殺害事件」が元ネタになってるようだ。いわゆる毒親と子供の対決とでもいうことになるか。毒親というと『クルエラ』や『ウィロビー家の子供たち』をは…

隈研吾展 

今週のお題「100万円あったら」 フランスラグビーワールドカップツアーに行く www.youtube.com www.youtube.com 竹橋の近代美術館で隈研吾展を鑑賞。 じっくり鑑賞して、感想をどう書こうかと色々考えるのだが、結論から言うとこれを文字にしても意味がない…

ウィッシュ・ドラゴン Wish Dragon

今週のお題「575」 映画見て 思い出される いつか来た道 Netflixで『ウィッシュ・ドラゴン』を鑑賞。これは日本のいつか来た道でもある。 www.youtube.com 今回はこの映画とは少し違う話しから書こう。 昨年鑑賞した韓国映画『はちどり』や『82年生まれ、…