dalichoko

しょうもない

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

tick,tick・・・BOOM!:チック、チック・・・ブーン!

このしょうもないブログでせっせと個人的な感想を書いたって誰も見向きもしないことはわかってます。でもですね、これもまた感動しました。『tick,tick・・・BOOM!:チック、チック・・・ブーン!』 でもまぁ、しょうもない話なので、これ以上…

こんにちは、私のお母さん

『こんにちは、私のお母さん』はコメディでした。ほとんど笑いっぱなし。 しかし、最後の最後に・・・・ www.youtube.com しょうもないブログなので読まなくていいですよ。きっともっとこの映画をうまく伝える方がいるはずですからね。このブログ、しょうも…

ハロウィーン・パーティ A・クリスティ

アガサ・クリスティの原作などを読んだのはいつ以来だろうか。映画では『オリエント急行殺人事件』だが、原作を読んだことはあっても、なかなかその内容までは覚えていない。 この本はクリスティが1969年にリリースした本らしい。 ポワロの最初が192…

ボストン市庁舎

事実だけを伝える4時間半。何も演出がない。それがこの『ボストン市庁舎』だった。 www.youtube.com これだけ長い映画なので一般的には興行に乗りにくく、すぐ打ち切りになってしまうので、公開一週間後の土曜日に滑り込んだのだが、ヒューマントラストシネ…

聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと

先の映像の中に落語の『蒟蒻問答』も紹介されているので参考にされたい。 さらにこの小さいが密度の濃いギャラリーを行くと不思議な空間が降りてくる。 こちらは小林沙織氏の『私の中の音の眺め』。 そして驚くのは山崎阿弥氏の『長時間露光の鳴る』という作…

語りの複数性 Ways of telling

渋谷の公園通りギャラリーで、また大きな感動を得た。去年の今頃も訪れたギャラリーだ。いわゆるアール・ブリュット、アウトサイダー・アートの作品だ。とにかく感動する。 目の見えない画家の絵画。 耳の聞こえない作家との対話。 死に直面した遺品整理士。…

デリー、ベリー Delhi Belly

こちらもNetflix映画。インド映画ですね。 すっごい面白かった!『デリー、ベリー』。あの『きっと、うまくいく』で大きな感動を及ぼしたアミール・カーンが製作に関わっているようで、このドラマに出てくる三人組も、もしかしたら『きっと、うまくいく』を…

レッド・ノーティス Red Notice

Netflix映画でたまたま見かけた映画だったが、最後はびっくりするようなどんでん返しもあって堪能できた。次々と世界を股にかけるシーンの連続もまた楽しい。何より現代のビッグスター三人を集めたことすごい。『レッド・ノーティス』 ドウェイン・ジョンソ…

やさしい女 Une femme douce

ブレッソンの映画をなかなか見る機会がないので、劇場で公開されたらいちはやく鑑賞しないと後悔する。『田舎司祭の日記』に続いて今年2本目のブレッソン体験。今回はドストエフスキー原作の『やさしい女』 ブレッソンの映画手法は極めて根源的で、映像その…

スイート・シング Sweet Thing

鳥肌の立つような感動を呼び起こす映画だった。『スイート・シング』 この映画を見ずして今年の映画を語ることはできないだろう。『イン・ザ・スープ』のアレクサンダー・ロックウェル監督の新作が日本で公開された。新作といっても、昨年の東京国際映画祭で…

三四郎 世の中と女ごころと

三四郎は広田先生に惹かれてゆく。中でも”露悪家”と聞いたこともない言葉をめぐって広田先生の説は奥深い。 露悪家の不便が高じて極端に達したとき利他主義が又復活する。それが又形式に流れて腐敗すると又利己主義に帰参する。 短い会話だが、露悪家を政治…

三四郎 翻弄される

前半で東京に出てきた三四郎に何人かの人物が現れるのだが、不思議なシーンがいくつかある。中でも”土手から飛び降りた若い女”があって、三四郎はそこを横切る。女という言葉がこの小説には何度も出てくるのだが、恋愛小説のようで実は女について客観的に描…

三四郎 夏目漱石 滅びゆく国

きっかけは「新世界秩序と日本の未来」という姜尚中さんと内田樹さんの対談本だ。 三四郎「日本もだんだん発展するのでしょうね。」広田先生「滅びるね。」 この会話の前に「日露戦争に勝って一等国になっても駄目ですね。」というセリフもある。今の日本は…

リスペクト

アレサ・フランクリンのことは1960年代生まれの我々もほとんど知らない。『ブルース・ブラザース』に出ていたことと、晩年は太ったおばさんという印象だけだ。その彼女が幼い頃からとてつもない才能があって、これほどまでに波乱万丈の人生を克服した方…