tick,tick・・・BOOM!:チック、チック・・・ブーン!
このしょうもないブログでせっせと個人的な感想を書いたって誰も見向きもしないことはわかってます。でもですね、これもまた感動しました。『tick,tick・・・BOOM!:チック、チック・・・ブーン!』
でもまぁ、しょうもない話なので、これ以上は読まなくて結構です。
まず、Netflix見てから映画館に行って同じ映画を見るという体験が初めてだったので、自分でもびっくりしてるんですけど、VODと劇場の対立みたいなことが言われてますが、これ映画が好きな人なら映画館で見ると思いますよ。だってミュージカルだしね。やはりそれなりのスクリーンで体験したいじゃないですか。ね。
それでもヒューマントラストシネマ有楽町のスクリーン2ではちょっと物足りない。いや失礼。映画館にクレームを言っているわけではありません。でもこの映画がさらに大きな設備の整った映画館でもし上映されたらもう一度行くかもしれない。舞台になっても一度は行くだろうな。そんな感じです。
原作者のジョナサン・ラーソンの物語です。彼の才能はいかにも早すぎた。あまりにも画期的で深く掘り下げた内容は時代性を強く反映していてとてつもなく違和感があったと思います。それでも彼は何度も挫折しながら立ち上がります。そのひたむきさが映画の中の楽曲に宿っています。
彼の彼女スーザンと幼馴染みのマイケル。特にこの二人がラーソンに強く影響を及ぼしますね。時間に迫られた中で大混乱してもがきにもがきながら楽曲を生み出す苦しみ。その苦しみを楽曲にささげて、彼女と誤解させてしまう宿命。このあたりのことをクライマックスのシーンで歌い上げます。
もう、このあたりからボロボロ泣いて・・・いやもう最初のほうから音楽シーンでは涙が止まらず、その感動にずっと圧倒された2時間でした。
そしてラストへ。"Louder Than Words"という曲はすごいです。
♫
大惨事だけがなぜ革命を生むのか
自由というなら教えてくれ
なぜ多くの人が苦しむのか教えてくれ
カゴか翼かどちらがいい?鳥に聞いてくれ
恐怖か愛か?答えは言わないで
言葉より行動がものを言う
♫
これね、いいですか?若い方はぜひこの映画を見てほしいですね。いや見なくてもいい。行動しないで萎縮して、ご自分たちの未来をほったらかしにして自らの首を締めようとしている若い皆さん。もし少しでも、ほんの少しでも未来に希望を見たいなら映画を見なさい。そしてこういう映画を見て、自らの行動につなげて下さい。
すいません、いつもしょうもなくて、くどくてね。君たちは「カゴの鳥」のままでいんですね?
(=^・^=)
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貼りました。みつけてみてくださいね。