アナザー・エナジー展 森アートミュージアム
今週のお題「575」今週のお題「575」 ”ささやかに 未来を憂う 美術館”
いつもわれながらしょうもない記事を時々掲載しているが、今この国住んでいて、自分の国の将来を憂う人がどれだけいるのだろうか。少なくとも選挙の投票率が2割で自治体の長が決まっちゃう国なんだから、8割以上の皆さんは全くこの国の将来を心配なんかしてねぇんだろうと思いますよ。
六本木に出かけて、女性アーチストの展示を鑑賞したわけだが、このアナザー・エナジーという展示は、世界で類を見ない体験ができる素晴らしい企画だった。これは見ておかないと生涯悔やむことになるだろう。素晴らしかった。そして何が素晴らしいかというと、いずれのアーチストにも憂いがあるということだ。
黄色いストールをつけた人々がストリートに集い、自らが虐待を感じた経験を語る。その映像を延々と流すだけの作品だが、その場に足を踏み入れた瞬間からこみ上げてくる。ここにもまた憂いがある。女性の被害体験が中心の映像だが、ある男性の話しがとても印象的だ。彼は女性をさげすむ男性を見かけて注意を促した。するとその男性は注意を促した自分(男性)に謝罪して去っていった、というのである。これが現実だ。
エジプトのアーチストは「資本主義なんかもう終わってるわよ。」と言う。
インドのアーチストは土に帰った死にゆくものの悲劇を示す。
最後に三島喜美代は「情報はゴミだ」とくくっている。これが大きな意味がある。
素晴らしかった。城南島の感動は本物だった。
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