スイート・シング Sweet Thing
鳥肌の立つような感動を呼び起こす映画だった。『スイート・シング』
この映画を見ずして今年の映画を語ることはできないだろう。『イン・ザ・スープ』のアレクサンダー・ロックウェル監督の新作が日本で公開された。新作といっても、昨年の東京国際映画祭で高い評価を得て、世界各地の映画祭の受賞歴を経て、やっと日本でも公開に至ったものだ。少し長いのだが、ロックウェル監督のインタビューを聞くと、この映画の印象と価値がさらに高まる。
これから映画を見る方には、フラットな気持ちで映画を見てほしいと思う。それほどこの映画はピュアだ。主人公の少女ビリーとその弟ニコは、しょうもない世界で貧しい生活をしている。ただそれだけの映画だ。この純真な二人の子供と、純真というにはあまりにも頼りないアル中の父親との葛藤が冒頭で描かれる。
月並みだが、とにかく素晴らしい映画だ。感動に打ち震えた。
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貼りました。みつけてみてくださいね。