ギニーとサニーの結婚
婚活の映画。ギニーは母と二人で過ごすOLで、金持ちの息子と付き合っている。彼女はこの男に求婚をほのめかすが、男は遊び人で正式に返答しない。対するサニーは全く恋愛経験のない下町の料理人の息子で、お嫁さんが来ない。サニーの父親がたまたまギニーと母親と知り合いで、嫁探しを依頼すると娘のギニーを紹介しようとする。
二人は最初反りが合わないが、ギニーの母親の画策のとおりサニーがギニーに近づくことで次第に距離を縮めていく。ギニーは自分の父親に連れられて障害者施設をまわったり、信者のためにお菓子を作ったりするのを間近で見ていて、トラウマになっている。
しかしいよいよこの二人が唇を合わせようとするとき!ギニーがつきあっていたドラ息子が現れて奪い返してしまう。それでもギニーはサニーへの思いを強めて、いよいよ自分の家にサニーを招こうとした日、ドラ息子が勝手に親を連れてきて大混乱となってゆく、という話し。この大混乱の罵り合いのシーンがとにかくすごい。
わずか2時間ちょっとの映画だが、踊りのシーンもあり、ありとあらゆるシーンが素晴らしい。いかにもボリウッド映画だ。すごい迫力。愛を実現するためにどれだけの努力をすればいいのか?というありきたりのことだけでなく、結婚が家族同士の結婚である古いしきたりの中で生きる若い人たちのエネルギーを爆発させている。素晴らしい映画であった。
主演のヤミ・ガウタムさんが、まぁとにかくお綺麗です。美しい。
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村上海賊の娘 和田竜著
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バンクシーって誰?展 愛こそが平和をもたらす
アナザーラウンド
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サマー・オブ・ソウル (エンドロールが終わっても席を立たないで)
いつもしょうもないブログを読んで頂いて申し訳ありません。
今回もしょうもない内容なんですけどね、でも、これはなんとか見てほしい映画。今年のベストワンかもしれません。『アメリカン・ユートピア』とこの映画が同率首位って感じかな、個人的に。やばいです。涙なくしては見られない。できれば大きな画面の大音響で見てほしい映画。美しい映画です。美しさこそこの映画の目指した高みの部分だと思います。絶対見てほしい。絶対に!
ハーレム文化祭です。『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』。(←より詳しくはこちらをポチ)びっくり仰天の素晴らしい映画だった。こんなに凄いとは思わなかった。
この感動をうまくお伝えできないのが悔しいです。どう説明すればいいのでしょう。
時は1969年。同じ年に開かれたウッドストックのコンサートはとても有名です。フラワームーブメントの代表とも言われるイベントですね。その傍らで同じ年のハーレムで黒人だけの文化祭が開かれていました。その映像が50年以上も倉庫で眠っていて、その封印が解けた、という映画です。
彼らのダイナミックで自信に満ちたステージを見るだけでお腹いっぱいなんですが、このイベントの背景となってる当時のことが丁寧に重ねられてゆくと、映画の雲行きが変わっていくんですよ。これがすごい。単なる演奏会ではないんです。どなたかが言ってましたが、「これは革命ではないか?」と。その通りだと思う。
当時、この文化祭に出演したアーチストとそれを見た複数の観客などが、この映像を見て涙するわけですよ。それはその映像の美しさ、演奏の迫力、そういったものだけではないわけです。当時、1969年という年の前後にどういうことが起きていたか?を想像すると涙なくしてはこの映画を正気で見ることができない。アフロヘアーの彼女たちの姿もまた極めて象徴的なんです。
マヘリア・ジャクソンの圧倒的な歌唱力や、スライの強烈なメッセージ、そして彼の率いるファミリー・ストーンはまさに偏見や人種を超越した神がかり的な人々。メンバーのシンシア・ロビンソンがこの映画の中でも最も強烈なインパクトを与えます。すごいです。終盤にニーナ・シモンが現れて、強烈なメッセージを聴衆に向かって放ちます。このギラギラした闘争心は、時代を写します。強く美しいニーナ・シモンが登場しただけでもうボロボロです。時間があったら、彼女のこの曲を聞いてみてくださいね。日本語訳付きです。
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パビリオンを歩く
そして最後は会田誠さんの作品だ。これが目的で渋谷からヘトヘトになりながら外苑まで来たのである。
これ、ダンボールらしいんですよ。ダンボールでもうまく作ると相当頑丈にできるらしくて、構造は風通しがいいようになっているんですって。大きな台風が来ても崩れないのを確認したかったと本人はおっしゃってます。ちなみに台風が来る前に終わってしまいました。残念!!
いやー過ぎ去ったな、夏も展覧会も。毎度ながら寂しいもんだな… pic.twitter.com/WmEJA0fJls
— 会田誠 (@makotoaida) September 1, 2021
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