23階の笑い
Laughter on the 23rd Floor 『おかしな2人』や『名探偵登場』、『グッバイガール』の脚本家などであまりにも有名なニール・サイモンの戯曲を三谷幸喜さんの演出で公演された。余談だが、三谷幸喜さんの劇団”東京サンシャインボーイズ”はニール・サイモンの戯曲からとっている。
場所は三軒茶屋のパブリックシアター。2階席だったがとても見やすかった。角度のある席から見下ろす舞台。
あらすじは省略するが、時代はどうやらマッカーシズム(赤狩り)の時代。劇は全く政治色を示さないが時代背景がどこか今年のアメリカ合衆国を匂わせる。同じ日に見たデヴィッド・フィンチャーの『マンク』という映画があって、こちらもまた選挙を題材にしている。ハリウッドの埋もれた政治の影。アメリカという国が第二次世界大戦後、ベトナム戦争などを境に急激に保守色を強めてゆく時代。
とにかくマックス・プリンスという主人公を演じる小手伸也さんと癖のある放送作家を演じる梶原善さんの演技は絶好調。公演初日ということもあってかなりのっていたのではないだろうか。すごい迫力で笑わせてくれた。
どんな世の中も笑い飛ばす、という姿勢が素晴らしいし、決して昨今のテレビで見かける下品で知性のない笑いにならないところがいい。
感動した。
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