映画が始まる前、本人が出てきて本人の言葉で劇場鑑賞についての感謝の言葉などが述べられます。そして本人がこの映画に出てきます。こうしたいろいろな伏線が映画を最後まで誘います。

予告編で映画はほとんど語り尽くされるんですが、実際の物語として面白いのは、このビーチに集められた人々にある共通する内面が秘められているということなんですね。これが最後に効いてきます。

ビーチで全裸になって泳ぐ女性が死体となって、その数時間後白骨化していたり、

ビーチにきたときはまだ幼かった子供が妊娠したり、それはまあ目まぐるしいシーンの連続で息つく暇もありません。何より、ここで展開するOLDにどんな目的があるのか?が最後に明かされるまでわかりません。

その答えには、もしかすると
パンデミックのような社会になってウィルスワクチンを投与することになる社会への警鐘とも受け取ることができます。ぞっとするお話です。

この家族の娘さんを
トーマサイン・マッケンジーが演じていますが、見覚えがあるなと思ったら彼女は『
ジョジョラ・ビット』に出てましたね。主人公の少年を最後にビンタして、ボウイの”ヒーローズ”を歌うのね。いいシーンだったね。あの映画の彼女も囲われの身でしたが、今回もビーチに囲われる少女でした。あとね、この映画に『
ミズーリ・ブレイク』の話題が出てくるんですよ。理由はよくわかりませんが、おそらくそうだと思います。
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貼りました。みつけてみてくださいね。

