バンクシーって誰? The Walled Off Hotel
とにかく朝から大盛況で、大勢のお客さんが集まっていた。
こんな作品もある。
バンクシーのこうした反政府的な姿勢にシンパシーを感じているなら正常だ。そしてなんといっても、この展示の中でも最大級といえるインスタレーションもまた刺激的だ。
イスラエルの分断された壁の目の前にホテルを作るという作品だ。このホテルは実際に宿泊することができるらしい。ホテルの前には壁しかない。その壁にバンクシーが壁画を描いて息吹を与えるという作品だ。ファンにはここが聖地となっているらしい。
イスラエルの分断された壁の目の前にホテルを作るという作品だ。このホテルは実際に宿泊することができるらしい。ホテルの前には壁しかない。その壁にバンクシーが壁画を描いて息吹を与えるという作品だ。ファンにはここが聖地となっているらしい。
バンクシーがこのように分断された社会に絵を描くという行為は、芸術と社会と全く縁もゆかりもないものの可能性を高く意識させる。このブログでも記事にした『ポスト資本主義とアート』にも出てくるドイツのアーチスト、ヨーゼフ・ボイスの意思がバンクシーにも少なからず影響しているように感じさせる。
合法と非合法の狭間でアーチストは社会に対して何かを伝えようとする。バンクシーの一連の作品にはその辛辣な姿勢が貫かれている。
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貼りました。みつけてみてくださいね。