由宇子の天秤
公開日初日にこの映画『由宇子の天秤』(←ポチ)を鑑賞してきました。
外国語タイトルは『A BALANCE』ですね。いやこれはいかにも現在の日本の映画、日本人が見るべき映画でした。恐ろしかったです。
これ、ちょっとこれから鑑賞する方のために、何も書けないです。
見ていただくしかありません。
女性のドキュメンタリー監督の由宇子が主人公です。彼女はジャーナリストであり、父親の経営する塾を手伝ったりしています。そして彼女は女子高校生の自殺から波紋を広げる様々な関係者と、塾に通う女子高生をめぐるとんでもない事態の2つの狭間で苦悩します。まさにこの2つの問題が天秤にかかります。
ああ、もうこれ以上何も書けないね。とても暗く深い問題を扱っている3時間近い映画なんですけど、まるでジェットコースターに乗っているようなドライブ感です。それこそ『インディー・ジョーンズ』やスパイ映画を見るようなどんでん返しの連続。マフィア映画のような裏切りに重なる裏切り。しかし誰もか誠実そうな市井の人々なんです。
片淵監督は「いつ自分もこういう事態に巻き込まれるかわからない。」と言い、春本監督は「尺の長い映画ですが、飽きさせません。」と言われてました。確かにそのとおりで、緊張感の高い画面ですが、展開とテンポが激変しまくるので、次にどんなことになるか予想できないほどサスペンスフルな映画でもあるわけですね。
劇場の掲示板には、なんと映画の中で使われた小道具がそのまま展示されていました。
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貼りました。みつけてみてくださいね。