梅沢富美男、泉ピン子 特別公演 明治座
いやー、素晴らしかった。梅沢富美男さんの公演は二度目なのだが、本当に感動する。
明治座は自分を含めた高齢者で満席だ。
明治座やこの類の舞台の醍醐味は、ステージだけでなくその周辺にもある。豪華なお土産屋さんが並んでいて、30分ほどの長い休憩時間ごとにごった返すのだ。
そもそも開演の1時間以上前に開場となる理由は、この休憩時間に食事ができるため、食事の予約で並ぶ目的のようだ。知らなかった。ステージに食事にお土産にと、様々な楽しみが詰まった劇場が明治座なのだろう。東銀座の歌舞伎座も同じだし、思えば名古屋の御園座もそうだった。このシステムを落語でもうまく使えばいいと思う。寄席の売店はいかにも寂しい。
三幕構成の舞台の最後は、梅沢富美男さんの女形からなる大勢の出演者による演舞が展開されるのだが、この瞬間を楽しみに来ているお客さんも多いのではなかろうか。その衣装、その立ち姿、その照明などなど、素晴らしい演出圧倒される。これはビデオなどで見ても伝わるます。この空気感、このグルーヴ。観客の拍手と声援。何もかもが素晴らしい。そしてこみ上げてくるものが・・・
時々はこういう豪華な体験を楽しみたいものである。
★
貼りました。みつけてみてくださいね。